よりグローバルになるために
~移民受け入れ編~

移民の受け入れについて、日本では意見が分かれています。移民に反対する意見として、あたかも「外人が犯罪をする」のような論調があり、移民に賛成の意見では「でも入れないとダメでしょ」と、どちらかと言うと逆に外国人側の目線に近い見方をしています。僕は両方とも微妙に違うと思います。

まず、「外人だから犯罪をする」わけがない。同じ教育レベルの人なら、日本人と統計学的にほぼ一緒のはずです。しかし比較的教育を受けていない、やむを得ず移民しなくてはならない人というのは、必ずしも恵まれた環境に置かれていたわけではないでしょう。そういう人達は、外人だからというのではなく、日本を含めてどんな国でも確率的に犯罪や法律違反を起こしやすい人達であるとは言えるので、この部分を移民問題として考える上ではまだきちんとまとまっていないと思います。

同時に、日本はもともと島国・村社会だったので、「暗黙のルール」が多数あって、それを全く理解していない人が一気に押し寄せると大変なことになるのも事実でしょう。例えば警察が実施している様々なことに対する取り締まりのやり方などは、色々変えないと大変でしょう。大きな犯罪という意味ではなく、例えば徹底して小さな違反でも(自転車に乗る皆様にも?)罰金をかけるのか、小さなことに対して注意をするのか、しないのか、注意するときは何語でどうやって注意するのか、そういう細かい問題が沢山あるでしょう。

移民を受け入れるのであれば、日本は現在よりも西欧化しなくてはいけないと思います。日本人だけの「暗黙のルール」でうまく運用できるはずはなく、きちんとルールを守っているかどうか、守っていないのなら一定の罰則が必ずある、というやり方を進めていくことによって、より移民を受け入れやすくなるのではないか、と思います。例えば先ずは、歩きたばこをする人や自転車でメールをしながらする人に、白バイを!!

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