車と性格

ボーナス、クリスマスと買い物への誘惑が多い時期ですね。最近では、若者が車を買わなくなったと耳にすることもありますが、私の世代では、経済的余裕があれば、車を買いたい、と思う人も多いのではないでしょうか?
そんな折、ブルームバーグニュースで、「ヘッジファンド運用担当者が乗る自動車は、その運用者のリスクテークや市場を上回るリターンを挙げる能力を物語る」という記事を見かけました。それによれば、派手なスポーツカーの持ち主は、リスクを好むからボラティリティが高く、リスク調整後のリターンが下がる、とのこと。フェラーリではなく、ミニバンに乗っている担当者のほうが、運用は手堅いようです。
ファンド選びでも、人材採用でも、少ない情報から、人物の特徴を理解しなくてはなりません。車を持っている場合には、何を持っているのか、聞いてみると、意外と役に立つかも知れません。
シェアードリサーチのレポートは企業の情報を詳細に記載しています。経営者の車の情報までは、必ずしも調査していませんが、それに代わるような、何らかの指標、目安のようなものは、網羅したいと考えています。リスクテークにしろ、他の目安にしろ、求めるリターンに見合って判断されればよく、いろんな受け取り方があって、株価も形成されていくでしょう。当社としては、中立的な立場でお役に立つ情報をたくさん盛り込んでいきたいと考えておりますし、こんなことまで載っているのか、と感じてもらえればうれしいです。