東京での通勤

4月になり、入社や転勤で東京にて通勤を始めた人が多いことかと思います。混雑は、もう何十年も変わらない事象ですが、ここ数年の変化としては、私鉄の各路線が相互乗り入れし、相当な長距離区間がシステマティックに時間制御されるようになった、ということがあげられるかな、と思います。

この時間制御は、平時は大変便利で、よくぞここまで、と有難く思います。ただ、異常が生じると、ものすごく遠くまで影響が及びます。ドアに傘が挟まった、などのトラブルで1分でも異常に時間がかかると、隣の県の遠くの方の電車の時刻表まで変更を余儀なくされます。ひとつのトラブルが、首都圏の何十万人の人に影響を与えてしまう、結構おそろしい仕組みになっています。自分だって、いつトラブルの元になるかは、わかりませんから、気を付けないといけないな、と思います。

自分が何分の電車に乗れば、何分に目的地の駅に到着するかがネットでわかり、降車は、どこの車両が便利なのかも駅のお知らせでわかり、ずいぶんと効率的になっていると思います。ただ、それでもたまに、非効率の元になるトラブルは生じてしまいます。

想定外のことが生じると、株式市場では大きく価格が変動します。逆に、通常と違うことでも、想定の範囲内であれば、価格変動は小さくなるかな、と思います。投資家の視点から、企業のことをなるべくたくさん想定できるよう、シェアードリサーチは企業様の内容をレポートにしています。新社会人の方も、ぜひ利用してみてください。