何を今さら、と思われるかも知れませんが、最近、 ちょっと驚いたものにカーナビがあります。 ドライバーに限定されるため、スマートフォンほど、 社会的なインパクトはありませんが、 生活ががらっと変わったのではないでしょうか? 自分の車に設置しておらず、便利さに気づきませんでした。
夏休みで帰省し、高校の同級生で集まった後、では、 飲んでない茂に車で送ってもらおうか、じゃあ、始めは横田、 その次が小川んちで、となったときに、さあどうしよう。 2つ目の交差点を左に行ってしばらく進むと鉄道を2つ越えるから 、そのまま道なりに進んでいくと、なんて言われても、 地方都市の夜道で街灯も少なく、昔と景色も違っていたりして、 全くわからない。それが、住所をナビに入れてみようか、 と入力すると、道順が全部出ます。超便利。
東京でも、30年前なら、車を運転していて、 どれだけ道を知ってるか、が自慢だったのに、今では、 さっさとナビを見ろよ、という感じで評価されません。 30年前には世の中になかったものが、今では、 重宝される道具となり、急速に普及して、 人々の生活を著しく効率化しています。
シェアードリサーチも30年前には存在していませんでした。 株式投資では、投資決定をするために、 必要なデータを収集して分析しなければいけません。その作業は、 どこにデータがあるのか、どうすれば集められるのか、 足りないときどうするか、わかっていないと、 時間的なロスが大きい。シェアードリサーチのレポートが、 投資家の作業を効率化して、カーナビのように普及してくれれば、 社会に貢献できるよな、と夏の終わりに、空想しました。