競争を続けるということ

おかげさまで、シェアードリサーチは、設立8年の記念日を経過しました。弊社のクライアント様のなかには、創業200年を超える先様もございますので、事業を長く継続するのは立派なことだな、と改めて思いました。

継続といえば、最近の話題では、サッカーの三浦選手。50歳でプロのサッカー選手として、試合に出場しました。プロサッカーの技術的なことは、素人の自分にはわかりませんが、体を動かす大変さ、10代や20代の人たちと競走することが、どれほど大変かは、たまに運動らしきことをしてみる自分にもわかります。何かの取材で三浦選手が語っていたと思いますが、試合に出ることも大変だけど、試合に出られるような状態に準備しておくことが大変なのだ、という趣旨の発言が印象に残っています。自分の体力の低下、競争相手の技術の向上、期待される役割の変化、など様々な要因を調整し、自分のレベル、商品価値を高く維持し続けなければなりません。逆風に屈し、努力をやめてしまえば、価値が下がり、そのまま市場から退出させられてしまいそうな、厳しい競争環境と思われます。

長い間には、逆風の時期というのが存在するでしょう。その逆風の時期にも、努力を継続してきた証が、継続期間の長さに反映される、だからこそ立派なことだな、と考えさせられます。ベンチャー企業の革新性のニュースは、よく目にしますが、歴史ある企業へのリスペクトも保持しておきたいな、と改めて思いました。