北方領土と総選挙

安倍首相はプーチン首相と会談したいようですが、これは総選挙前に北方領土問題を解決したいからではないか、と思っています。もし、解決ともなればアベノミクスはともかくとして、政治的には非常に盛り上がります。この盛り上がりの勢いを総選挙に回すことで、慰安婦問題、領土問題を終了させた首相として支持を高め、このタイミングで総選挙、そしてすぐに憲法見直しのための国民総選挙、を実施しようという目論見ではないでしょうか。日本の政治の専門家でもない僕ですが、最近このように感じています。

ちなみにリマインダーとして、以前ブログの中で紹介した内容を改めてまとめますね。

北方領土のうち2島を返還する条件に、「大量の天然ガスのロシアからの購入」、を提案するというのが僕のアイデアです。日本はもちろん4島返還を望んでいます。ただロシアは、2島返還までの話はする可能性はあるけどそれ以上なら応じられない、というスタンスはずっと変わらないんじゃないか、と思います。ということであれば、残りの2島に関しては、漁業資源特区といった自由特区にして、日本とロシア双方の旗を揚げ、50年後あたりで、静かに日本に返還します。ロシアとしては、資源を大量に売ることができたうえに、50年も占有していなかった島を、あとでそっと渡してあげることくらい、そんなに国民感情を刺激することでもないだろう、と思います。これならば、事実上は日本の領土になりますよ、と日本側は宣言できますし、ロシア側でも全部は返していないからね、と言えます。ひょっとすると、この話は実現するかもしれないな、とひとりで勝手に想像しています。ま、あまり期待せずに静観しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>