TPPと親友米国によるスパイ活動

少し前の話ですが、ウィキリークスが「アメリカが日本政府や日本企業を盗聴していた」と暴露しましたよね。ウィキリークスが報じた盗聴内容は第1次安倍政権時代のものでしたが、おそらく盗聴は今も続いていることでしょう。

TPP交渉にあたって、アメリカやオーストラリア、カナダ、イギリス、ニュージーランドには、日本政府の戦略、手の内が丸見えだったわけです。つまり、日本は負けゲームをしているのではないでしょうか。この盗聴についても、日本はアメリカが大事なので、遺憾の表し方も、中国漁船が領海侵犯した時の大騒ぎと比べればカワイイもので、日銀幹部の自宅番号までわかっていて盗聴していたというのに、盗聴は困るよね、と発言する程度です。

これに対して日本のメディアも国民も、仕方ないねという態度なのもどうかと思います。ホントにこのままでいいのか?と皆さんに問いかけたいです。

例えば、M&Aの計画をある会社がしていて、相手企業がスパイ活動をして全部話を聞いていたとしたらM&Aは白紙になるに決まっていますよね。信頼関係の面から考えても、同盟国(友達)だったらなんで盗聴しているんでしょうね?日本はアメリカに対してスパイ活動は絶対やれてないし、できるわけないので、一方的にスパイされて、軽い遺憾のコメントを残すのみ。こんな甘さでホントに大事なこと、大胆なことを日本が出来るかというのが、最近一番気になっていることです。

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