米国のTPP不参加

米国大統領選の結果により、米国のTPP不参加がほぼ決定的となっている。米国の不参加がどうなのか、日本国にとってどうなのかを、ここで論ずるわけではないが、強く思うことがあった。それは、膨大な時間が無駄になったな、ということである。

TPP参加について、日本も米国も、大量の関係者が、準備作業に関わってきたであろう。些細なことまで漏れがないよう、詰めてきたに違いない。ひとつひとつの局面で、反対意見があれば、資料を用意して説得し、公式、非公式の打合せを何十回も重ねてきたものと思われる。その過程では、評価された人、外された人、人生を左右してきたこともあろう。これがライフワークだと、人生を捧げて頑張ってきた人もいるのではないだろうか。
それが、大統領選の結果により、すべてが、なかったこと、になってしまうかもしれない。この経験を生かして、と、他のことで役に立つことがあるかも知れない。しかし、成果を目指して捧げてきた個人の情熱や費やした時間、人生は取り返すことができない。何ともせつない。
それに比べれば、株式投資の損失は、他で取り返すチャンスがある、と言えなくもない。リスクについては十分な理解が、後々の精神的ダメージを小さくすることに寄与します。株式投資にあたっては、シェアードリサーチのレポートに目を通していただけると、リスクについても理解を深めることができると思います。ホームページに掲載していますので、ご利用ください。

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